SFC修行を終えた後、皆さんはどう生きますか?
*本記事は約20分で読了出来る文章量の記事です。
前回SFC修行のメリット・デメリットをライフイベントと絡めてFP目線で考えてみた記事を投稿しました。
SFC修行は多くの方にとって資金的にも日程的にも短期間で終わらせる事は難しく、計画的に1年を過ごす中で達成するものだと思っています。
本記事では、僕が来年考えているSFC修行を無事終えたと仮定した際のその先のライフスタイルと保有するクレジットカードに対する考えをご紹介しようと思います。
当記事をご覧頂いている皆さんの中には定期にご自身やご家族の保険の見直しをされている方もいらっしゃるかと思いますが、クレジットカードも同様でライフスタイルや貴方の描く将来像に見合うベネフィットを享受出来るよう、定期的な見直しが必要、と言うのが僕の考え方です。
当記事では今現在僕が保有しているクレジットカードを紹介しつつ、SFC修行の先、何を重視してそれを実現する為にはクレジットカードとどう付き合っていくか?をメインに構成していこうと思います。
3パターンを検討しており、文末では各パターン、将来的に家族4人同じカードを持つと仮定した場合の総年会費と1日あたりの維持費を纏めてみます。
SFC修行は目的ではなく、貴方の描くライフスタイルを実現する為の手段であり、投資である、と僕は考えています。
前回の記事と合わせて、当記事に辿り着いて頂いた貴方にとってSFC修行は必要か否かを判断する材料の1つになれれば幸いです。
また、SFC修行をすべきかお悩みの方はもしよろしければ以下ボタンからLINEお友達追加して頂き、僕と一緒に考えてみませんか?
お時間の無い方は目次から【維持費纏め】に飛んで頂くと良いかと思います。
まず、現状保有しているクレジットカードは?
現状僕が保有しているクレジットカードは以下の4枚です。
- Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード
- アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
- ANA JCBワイドゴールド
- Oliveフレキシブルペイ
この内、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは徐々に利用頻度を減らしてアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードをメインカードとして使う様にクレジットカード払いしている各種定期支払の支払いカード変更手続きを進めています。
ANA JCBワイドゴールドは来年実行予定のSFC修行でダイヤモンドメンバーまで辿り着けたらSFCカードに切り替える為に保有を続けています。
ANA JCBワイドゴールドMarriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード申し込み前のメインカードでした。
そしてOliveフレキシブルペイはANAマイルに交換出来るVポイントが特定の店舗で高還元で貯まるのと、JCBカードが使えない時の為の代替決済手段としてVISAブランドのカードを念の為持っている、と言ったところです。
全く使っていないのでここには書いてませんが、この他に僕のお勤め先が福利厚生の一環で社員に持たせているコーポレートカードが1枚あります。
全部で5枚、この内年会費が掛かるクレジットカードは3枚。年会費は以下の通りです。
家族会員分も含めた年会費は以下の通りです。
- Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード ⇒ ¥49,500
- アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード ⇒ ¥39,600
- ANA JCBワイドゴールド ⇒ ¥ 19,800
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの年会費は今の年会費に跳ね上がる前の駆け込み入会だったのでこの年会費です。
それにしても合計するとクレジットカードの年会費を合計すると108,900円。日割り計算すると1日あたり約300円の維持費です。これを安いと見るか高いと見るかは皆さんの価値観次第ですね。
僕自身は年会費無料のクレジットカードが多数ある中、結構な年会費を払ってるな、と思っています。
なので来年以降はこれらの断捨離を行うのですが、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードは来年夏以降、2年目の年会費が引き落としになる前に解約することが確定しています。
それ以外の断捨離の肝になるのがSFC修行の結果です。
プラチナメンバーで終わるか、ダイヤモンドメンバーまで到達するか、一重にこれに尽きます。
実現したいライフスタイル
今後も続く人生、僕はこんな風に生活出来たらな、と考えている事がいくつかあります。
それは以下の3点です。
- マイルを活用して好きな時に行きたいところへ妻や家族と旅行したい。
- (子供にほぼ手が掛からなくなって以降)結婚記念日はお得にちょっとした非日常を味わいたい
- 子供が成人した時、快適な旅行を楽しめる環境を提供してあげたい。
この先、世の中だったり航空業界がどうなって行くか分かりませんが、SFC修行は僕の中では上述のライフスタイル実現の為の投資だと思っています。
そして僕の思い描く未来に辿り着く為に来年1年間と言うのはある種とても重要な1年になると思っています。
僕はSFC修行開始前にANA AMEXゴールドの入手を目論んでいます。(ANA便利用時のポイント還元率が高い為。)
そしてフライトとANAライフソリューションサービス併用でダイヤモンドメンバーを目指していますが、ネックになるのはANAカード又はANA Pay決済額400万円以上と言う点です。
昨年1年間の妻の分も含めたクレジットカード総決済額を調べ上げたところ約380万円。
来年は法事帰省や家族旅行など既に確定している大きな出費があるので、もしかしたら400万円の壁は達成できるかも!?とかすかな期待を持っているところです。
修行には時間・費用共に掛かりますが、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードの入会特典で得たポイントをANAマイルに交換して、そこから更にANA Skyコインに交換したり、共通ポイントをANAマイルに集約してANA Skyコインに交換したりするなどして微々たるものかもしれませんが、実費支出を抑えながら修行に勤しみたいと画策しているところです。
プラチナメンバーで終わってしまった場合 (パターン①)
恐らく、ダイヤモンドメンバーになれないとしたら恐らくANAカード、ANA Pay決済額が400万に届かなかった、が要因になると今のところ考えています。
もしかしたら、収支のバランスを見て、途中で支出が突出するような場合はその時、5万PP獲得して終わるのか、8万PP+ライフソリューションサービス併用のままダイヤモンドメンバーを目指すのかを家族会議で決めたいと思っています。
決済額があと少しで400万円に達するのだとしたら少し先に買おうとしていたりするものを先行で買うなどしてクリアを目指しますが、数10万単位の乖離があるとしたら、たぶんダイヤモンドメンバーは諦めると思います。
その場合、プラチナメンバー(5万PP獲得が必要)にはなれると思いますが、プラチナメンバーではマイルの有効期限は3年のままなのでクレジットカードの断捨離は以下の様に進めようと考えています。(ANA AMEXゴールド入会出来た前提で・・・)
・国内外の航空機遅延補償が付帯しており、ANAゴールドカードの中では最安。
・AMEXカードでポイント還元率が0.5%に落ちる電気料金の支払いをこのカードで行う。
・マイルに交換しない限りANA AMEXゴールドの利用で貯まるポイントは有効期限無しなので、
ポイント失効を気にしなくてよくなる。
・アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードの年間200万円決済する事で得られる
継続特典のフリーステイギフトを捨てることになりますが、そこは実費なり、別に宿泊まで
はしないまでも普段行かないような素敵なお店で食事するとか。
何かしら妻と2人で楽しむ時間を作りたいと考えています。
でも、本心を言うとアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは手放したくないんですよね…
このカード、本会員はプラスチックカードではなくてメタルカードなんです。
ほぼ100%自己満足だと分かっています。でも実際に所有してみてメタルカード、素直にかっこいいと思いました。
かっこいいものは手放したくない・・・でもそれだけの為に4万近い年会費を払い続けるの!?と言う葛藤もあります。
なので、アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードを手放さないパターンの断捨離も検討してみました。
プラチナメンバーで終わってしまった場合 (パターン②)
・国内線の航空機遅延補償が無いデメリットがあるものの、経験上これまで経験した50回程度の
国内線のフライトで補償を使う様な遅延に出くわしたことが無いので、付帯していれば嬉しいけど
必須ではないと思う。
・マイルに交換しない限りアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードの利用で貯まる
ポイントは有効期限無しなので、ポイント失効を気にしなくてよくなる。
・サブカードなので、基本的扱いなのでサブカードで200万円決済は望み薄。
・付帯サービスも充実しており、その割には年会費は家族会員含めて安価なので捨てがたいけれど
AMEXカードには無い国内線の航空機遅延補償が自動付帯している、と言う理由だけで持つか?
と言われるとそこまででもない。
ダイヤモンドメンバーに到達した場合 (パターン③)
マイル有効期限が無くなるダイヤモンドメンバーに仮になれたとしたらクレジットカードの断捨離は以下の通り進めようと思っています。(ANA AMEXゴールド入会出来た前提で・・・)
・国内外の航空機遅延補償が付帯しており、ANAゴールドカードの中では最安。
・AMEXカードではポイント還元率が0.5%に落ちる電気料金の支払いをこのカードで行う。
・ANA便利用時の3%ポイント還元は嬉しいが、航空機遅延補償は国際線のみ。
・毎月必ず発生する電気料金に対するポイント還元率が0.5%となってしまう
・AMEXカード決済で貯まるポイント(メンバーシップリワード+)の還元率は1%
(100円決済で1ポイント)なので取りこぼし無くポイントを獲得しつつ、
ANAマイルに交換する際にメンバーシップ・リワードANAコースへ加入する。
・アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードをメインカードにしていれば
特に意識しなくても年間200万円は決済することになる(と思う)ので、
継続特典のフリーステイギフトを利用して妻と結婚記念日にちょっと良いホテルで非日常を味わう。
維持費纏め
ここまで検討した3パターンを纏めると以下の様になります。
尚、AMEX Goldプリファードの年会費はメンバーシップ・リワードANAコース加入済みの金額で計算しております。

こうして並べてみるとパターン③(つまりダイヤモンドメンバーになるパターン)が僅かではありますが1日あたりの維持費は安く、且つ僕の望む事を全て叶えてくれるパターンになる、と言うことが分かりました。
そしてやはり、AMEXカード2種類持ちは一気に一日あたりの維持費が跳ね上がることが明確になりましたね。
…と言う事は僕の選ぶべき道は「頑張ってダイヤモンドメンバーになる」一択なのか・・・
勿論、クレジットカードの特典や付帯サービスはいつどのような形で改定されるか分かりませんのであくまで現状の年会費、付帯サービスが変わらなければ…と言う条件が付きますが。
また、当然ながら子供達が社会人になったら家族会員カードの年会費は彼らに負担させます。
クレジットカードの付帯サービスと年会費はある種トレードオフの関係にあり、付帯サービスを充実させればその分年会費は上がる方向へ、付帯サービスを削れば年会費は下がる方向へと動くのが相場です。
稀に付帯サービスは大した改善は無いのに年会費だけ上がる所謂”改悪”と言ったこともありますよね。
なので、そう言ったタイミングはクレジットカードの棚卸を行い、年会費と付帯サービス、その時の貴方のライフスタイルにマッチしているかを検討するのは消費者として当然の行為です。
もし貴方がクレジットカードの棚卸・断捨離をしたいけどどれを残してどれを解約したらいいか分からない場合、もし宜しければ僕と一緒に考えてみませんか?
本記事のまとめ
それでは本記事のまとめです。
- SFC修行をするのなら、修行を終えた後のライフスタイルをある程度考えておくと目指すべき着地点を明確にしやすい。
- 将来的に在りたい姿、ライフスタイルを明確に持つ事で、クレジットカードとの付き合い方も見えてくる。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
もし、「こんなライフスタイルを考えているけどSFC修行は必要なのなどうか迷っている」と言う方がいらっしゃればLINEお友達登録して頂いて、僕と一緒に考えてみませんか?
貴方のお話を聞かせて頂き、FPとしてライフプランの提案をさせて頂く中でどの時期にどんなクレジットカードを持っていると良いか?などご提案させて頂きたいと思います。
見ず知らずのブロガー、しかもブログ歴浅い僕に不安(情報漏洩や金銭的な事、その他諸々)が有って踏み出せない、と言う方はこちらの記事を読んで頂けると少しは不安解消に繋がるかな、と思います。

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